治療の流れ

1)医師とのカウンセリング

まずはクリニックにお越しください。治療の対象となるか問診と治療効果の予測等を医師と打合せいたします。

2)ウィルス検査

HIV、HBVとHCVの検査を行って抗原陽性以外の患者様が対象となります。

3)組織採取

ごく少量(マッチの頭2個分)の組織を採取します。

4)培養

クリニックの培養室で培養します。

組織から自力で増殖する幹細胞を使いますので、酵素処理や過度な遠心操作はしません。

培養には、少量の自己血清とChemically Defined 培地(動物由来成分を含なない、無血清培地とも異なります)を使用します。

治療当日に最高の状態になるように組織幹細胞を培養し、細胞を調製して2時間以内に使用します。凍結保存した細胞を解凍して使用することはしません。

5)投与

約1億個に培養した自己組織幹細胞を下記方法で1〜2回で投与します。

・点滴

・関節など組織内注射

6)細胞保管

約100万個の細胞を液体窒素(-196℃)で凍結保管します。

7)経過観察